所蔵史料目録データベース
≪解題≫
【史料種別】
特殊蒐書
【蒐書名】
松岡時敏関係文書
【解題】
 土佐藩出身の漢学者で、明治初期に左院議官・元老院議官を勤めた松岡時敏(文化11年(1814)-明治10年(1877))の関係文書。子の松岡於兎衛が帝国大学史料編纂掛で写字生・雇を勤めていたことによって本所に伝来したものである。以前から本所では、特殊蒐書「松岡毅軒旧蔵書」として書簡を中心とする約300点を公開してきたが、その後、書類を中心とした追加分の整理をおこない、今回、「松岡時敏関係文書」として改めて公開する運びとなった。新規公開の書類には学校・文部省関係書類と左院・元老院関係が多く、明治2年の史料編輯国史校正局に関連する史料や、国憲編纂・内務省設置、その他各種の制度取調に関する史料が含まれる。
1,142点。
 (東京大学史料編纂所報. 2010, 46号, p.226)